百貨店売上高、4.4%増=秋冬衣料が好調―9月

2017-10-23
  日本百貨店協会が23日発表した9月の全国百貨店売上高は4351億円だった。既存店ベースで前年同月比4.4%増と、2カ月連続のプラス。気温の低下で秋冬物の衣料品が好調だった。訪日外国人客(インバウンド)や富裕層による消費も引き続き活発だった。
 
  衣料品は2.4%増と、2015年10月以来23カ月ぶりにプラス転換。主力の婦人服が1.5%伸び、けん引した。インバウンドに人気の化粧品(28.5%増)や、宝飾品などの高額商材(11.1%増)も堅調だった。
 
  免税売上高は86.4%増の232億円と、過去最高。中国本土や香港、台湾からの客が多かった。